生まれたばかりのスヤスヤ眠る赤ちゃんをみて
最初はイヤイヤ期なんて想像もできなかったのではないでしょうか?

言葉もしゃべることが出来ず
泣くことだけで訴えてきた赤ちゃんも
2歳くらいになると言葉や態度で気持ちをぶつけてきます。

これが俗に言う「魔の2歳児」です。

他の人から聞いた事はあるけれど
いざ自分の子供となると対応に困ってしまいますよね。

毎日毎日子育てに追われて赤ちゃんと常に接していると、
お母さんはつい感情を出してしまう事もあります。

ですが、「イヤイヤ期」というのは
赤ちゃんにとって大事な時期なです。

今回はそんな誰もが通る
イヤイヤ期についてご紹介していきます。

イヤイヤ期の原因は何?

実はイヤイヤ期と言うのは
生後6ヶ月から始まっている子が多いと言われています。

離乳食が始まると、赤ちゃんの舌で
スプーンを押し返してきたり、好きなものだけ食べたり、
このように微弱ながらイヤイヤ期を発しているのです。

イヤイヤ期になる原因として
よくあげらる事をご紹介します。

・1つ目は言葉が未熟な為です。

「こうして欲しい!」「これは嫌だ!」
と自分の意思があるのに、言葉が未熟な為

感情をうまく言葉で言う事ができません。

それが原因でイヤイヤに繋がってしまうのです。

大人でもうまく言葉で伝わらない
時はイライラしてしまう事がありますよね。

言葉が未熟な赤ちゃんはもっと大変なのです。

・2つ目は思うようにできない、ならない為。

例えばおもちゃで遊んでいて
上手に積み木がつめないとか、ブロックがはまらない

このように赤ちゃん自身が思うイメージと
現実が違う為に、癇癪を起してしまうのです。

・3つ目は親にかまって欲しい為

赤ちゃんは大好きな親にかまって
欲しくてわざと注意を引くことがあります。

何度も注意された事がある事でも
気を引く為なら、危険をおかしてしまうのです。

期間はいつからいつまで?

イヤイヤ期は微弱に発する生後6ヶ月から
2歳から本格的なイヤイヤ期に突入し3歳頃までと言われています。

個人差はありますが
3歳~4歳頃には落ち着く子がほとんどです。

イヤイヤ期の最中は「いつまで続くんだろう・・」
と、魔の2歳児との戦いに悪戦苦闘してしますよね。

ですが大丈夫です。

永遠に続く訳ではありません。
2歳時のイヤイヤ期は「第一次反後期」と言い
自我を持ち、自分の感情を表現する事ができるようになった

赤ちゃんの成長の証なのです。

お母さんはとても大変ですが、これも1つの成長過程なのです。

ご飯を食べないときはどうするの?

少なからずどの赤ちゃん
にも好き嫌いはあります。

お母さんが頑張って作っても
「これ嫌だ」と言って食べないこともしばしば・・。

どうしたら食べてくれるのか
試行錯誤しているお母さんは多いですよね。

では、イヤイヤ期の時期は
どうしたら食べてくれるのでしょうか?

1つ目は食器を工夫してみる事です。
いくつか食器を用意し、減っていく事で
子供の好きなキャラクターが見えてくるなど

食事中の楽しみを増やしてあげる事です。

そして2つ目は味付けを変えたり、調理を変える。

赤ちゃんが素材そのものを嫌いなのか
味付けが嫌いなのかによっても変わってきます。

もし素材が原因であれば
みじん切りにしたり、すり下ろしたりして
隠してしまう事も1つの手です。

食べるようになる為には
1回で諦めてしまわない事です。

方法はたくさんあるので
その子にあった方法を何度か試してみる事が

成功へのカギとなります。

イヤイヤ期の対応方法は?

実際に我が家であった1歳6ヶ月の頃の
イヤイヤ期では、お風呂の後にオムツや服を着るのを

お風呂場から走って逃げ全力で拒否されていました。

着せようものなら泣き叫び
そり返り穿かせたオムツも脱いでいました。
この時にとった方法は「気をそらす事」です。

脱衣所に出る前にタオルで拭き
お気に入りのおもちゃを持たせる。

他の事に気をそらせる事によって
着替えに集中しないようにしました。

何度かこの方法で着替えに
成功しましたがダメな時も何度かありました。

イヤイヤ期にもっとも必要な
対応方法は、共感してあげる事です。

イヤーとなってしまっている
時は、子供の感情も高まっている時です。

この時に親が同じように気持ちが
高まっては、なかなか落ちつかなくなります。

「そうだよね、嫌だよね」など
ゆっくりと冷静に共感してあGRつ事が大事です。

そしてもう1つは気持ちを切り替えてあげる事です。

まったく違う事に気持ちを
切り替えてあげる事で赤ちゃんの気持ちを落ち着かせる事ができます。

例えばつみきがうまく出来ず
癇癪をおこすのなら、違うおもちゃに興味を持たせる

こうする事で大きなイヤイヤの
爆発を防ぐことができるかもしれません。

対応の仕方のもう1つは「褒める事」です。

上手にできたり、嬉しい事は
大げさに褒めてあげるようにして下さい。

親が嫌いでイヤイヤ期に
なっている訳ではありません。

ちょっとした事でも褒めて
あげる事で赤ちゃんは満たされます。

「お母さんはみてるからね!」という
気持ちが伝わる事でイヤイヤ期が治まる事

もあるのです。

叱ると諭すでは大違い?

子育てでやってはいけない事は
怒りに任せて感情的に怒ってしまう事です。

3歳になってくると言葉も分かりますので
怒りたい気持ちになる人はもちろんたくさんいるでしょう。

ただ、感情的に怒ってしまう事で恐怖心が先に出てしまい
言っている事が頭に入らなくなります。

それ以外にも、最悪トラウマになってしまうのです。

そんな事は避けたいですよね。。。

では叱るとはどういう事なのか?

叱ると言う事は
「物事の善悪を教えてあげる事」やみくもに怒ってはいけないのです。

ただ、可愛いあまり
一切叱らずにいると善悪の区別がつけれなくなってしまいます。

叱る時は怒鳴らない事!
目線を合わせて、低い声でゆっくりと。

諭す時は、何故いけないのかを説明し
善悪の区別をわかるように、導いてあげる。

どちらも長い時間だらだらと
言うのではなく、短くわかりやすいようにして下さい。

そして叱ったあっとは
おもいっきりハグをしてあげる事です。

子育ての中で必ずぶち当たる
イヤイヤ期ですが、大事な時期です。

寝ている時は天使でも
起きている時は怪獣になりますよね。

立派に成長している証なので
根気良く、乗り越えて行きましょう。