子育てをしているママを悩ませる
赤ちゃんの行動のひとつに、赤ちゃんの後追いがあります。

ママの姿が見えないと泣いてしまう、
ママがトイレのドアを閉めると泣いてしまうなど、
赤ちゃんの後追いに頭を悩ませているママも多いと思います。

そこで今回は、赤ちゃんの後追いって何?
後追いがひどい場合はどうしたらいい?などについて詳しくご紹介していきます。

赤ちゃんの後追いって何?なぜするのか?

赤ちゃんが後追いをするのは、ママと赤ちゃんの間に
信頼関係が築かれている証です。

赤ちゃんにとって、大好きなママが
いなくなるのはとてもこわいこと。

ママの姿が少しでも見えなくなると泣いてしまうのは、
赤ちゃんが「なんだかこわいよ!」というサインをだしているのです。

ママがその場を離れてもすぐに戻ってくることがわからず、
不安になって後追いをするのです。

赤ちゃんの後追いがひどい場合はどうしたらいい?

赤ちゃんの後追いは成長の証でもあります。

でも、後追いがあまりにひどいとママは大変ですよね。

トイレにもゆっくり入れないし、ちょっと遠くにあるものを
取ろうと立ち上がっただけで泣いてしまったり。

普通に生活をするにも困ってしまうことも多いです。

赤ちゃんはママがそばにいないことで不安になり泣いてしまいます。
なので、ママの存在を感じさせて安心させてあげましょう。

そばにいられないときは、「ママはここだよ、今行くね」と声をかけたり、
たくさんなでたり抱っこしてあげて、安心させてあげましょう。

後追いがひどくて家事がはかどらない場合

後追いが激しい時期にママを悩ませる一番の理由に、赤ちゃんに泣かれて家事が
はかどらないことではないでしょうか。

掃除機をかける、洗濯物を干す、食事の支度、
家事にとりかかろうと思っても赤ちゃんが泣いてしまうので、
イライラしてしまうことも多いですよね。

そんな時は、家事の間は抱っこひもをつかって、
抱っこやおんぶをすることがおススメです。

赤ちゃんの後追いはいつからいつまで?

赤ちゃんが後追いをする時期として多いのは、
生後9ヵ月~1歳1ヵ月ごろまでです。

最初は激しかった後追いも、
1歳を過ぎたころから徐々におさまります。

赤ちゃんが、ママはすぐに戻ってくると理解できるようになるからです。

赤ちゃんで後追いしない場合は性格によるものが大きい?

後追いをする赤ちゃんが多い中、後追いをしない赤ちゃんもいます。

ひどい後追いをする赤ちゃんに悩まされているママからは羨しがられるかもしれませんが、
赤ちゃんが後追いしないママからすると色々と不安になりますよね。

なかには、自閉症などなにか
病気なのだろうかと思い詰めてしまうことも。

でも、後追いをしない場合は性格によるものが大きいので安心してください。

一人遊びが上手だったり、性格がおっとりしていて泣かないだけで
本当は不安に思っているということもあります。

なので、赤ちゃんが後追いしないということだけで不安に思うことはありません。

赤ちゃんが後追いをし始めたら注意をすることは?

ちょうど後追いがはじまる時期は、ずりばいやはいはいが
できるようになる赤ちゃんも多いです。

ずりばいやハイハイで移動できるように
なったこともあり、後追いが激しくなります。

赤ちゃんが後追いをし始めたら、
今まで以上に赤ちゃんの安全管理を徹底しましょう。

誤飲しそうな小さなものは落ちていないか、
転落しそうな場所はないかなどチェックしましょう。

とくに注意をする場所は、お風呂と階段です。お

風呂にお湯をためたままにしない、階段がある家では
転落防止のために階段の入り口と下り口にはフェンスをつけましょう。

「まだこれはできないだろう」という考えは禁物です。

昨日はできなかったことが、今日はできたりするものです。

大人が先回りして危険を見極め、
赤ちゃんに危険が及ばないように注意しましょう。
サークルやフェンスといったグッズを上手に利用してみるといいですよ。

まとめ

赤ちゃんの後追いは成長の証。やがておさまる時がきます。
家事をするときは抱っこひもをしたり、サークルの中で過ごしてもらうなど、
ママと赤ちゃんにあった方法を探してみてください。

パパや両親などが休みの日には、家族にも家事を手伝ってもらうなど、
家族にも協力をお願いしてみるのもいいでしょう。

ここまで書いてきましたが、子供の後追いが激しく、
手を焼いた経験があるという人は多いです。

その時期には、イライラしてしまうこともあるでしょう。

トイレに子供がついてきてしまう事にあまり抵抗がなかったので、
他の家族がいない時はトイレのドアを開けているという人もいます。

最初は抵抗がありましたが、子供が安心するので、
この時期だけと割り切っているママもいますよ。

他にも、食事の支度のときはやけどの心配や、
汚れが子供に散ってしまうのが嫌なので抱っこひもを使い、
抱っこではなくおんぶをする。

洗濯物を干すのは、夜子供を寝かしつけた後に部屋干しし、
朝起きたときにベランダに出すだけにしました。掃除機をかけるときは、
抱っこひもで抱っこしながらかけました。

こんな感じで日々過ごしていると、
いつの間にか後追いもおさまってきましたよ。

いつかおさまる日がくるとしても、
行動を制限されているような気分になるので
イライラしてしまうのも自然なことです。

そんな時はパパに相談して家事を手伝ってもらったり、
たまには家事の手を抜いてみたりして、赤ちゃんとの時間をつくってみてください。